看板娘と魚肉ソーセージ

それは昨日のこと。

露店でも眺めようかな、とふらふらダンバートンの広場に入っていくと。
「あっ、月さーん！　見て見て！　やっと手に入れたの！」
興奮気味のここみんの呼び声。
駆け寄っていった僕の目に映ったのは……とんでもない看板娘だったんだ。



「こ、これは……っ」
「あたし、ずっとニコニコ露店に憧れててっ」
「いやあの」
「ずっと探してたんですっ」
「ちょっと落ちつい」
「もうホント嬉しくって！　これでやっと！　念願のっ！！」
その割には顔が笑ってないっ！
……ってズバリ突っ込めなかった僕を、ヘタレと呼んでくれて構わない。


ニコニコ露店っていうのは、僕の知り合いのエルフっ子が出してた露店の看板名で。
まあ、ようするに、こうゆうことやってたワケだね。



それにしても、なんで草看板なんだっ。

そんな疑問を抱えつつ、うっかり他の仲間たちと自称：ニコニコ露店に腰を据えた僕。
そう、宴はここから始まったんだ……。

だらだらと雑談しているうちに、例によって変身タイムが訪れ、僕と銀さんはそれぞれパラディン、カオスナイトに変身。
露店街で突っ立っているのも何なので、僕はとりあえず跪いてたんだけど。
銀さんは違った。
バルターから調教棒を買い、装備して正座したのである。
あっ、そうゆうことか！　と悟った僕も、鞄から調教棒を取り出し、装備して跪く。
変身が自然に解除されるまで、僕らはそのまま座っていた。





とまあ、調教棒を装備したまま変身解除すると、このようにポーズが固定されるんですな。
一人でやっても面白くないけど、何人かでやると面白い静かな遊び。
でも女性はモロ出しになっちゃうのでお洋服に気をつけて！


と、一人がこう言った。
……言ってしまった。

「どう見ても調教棒が魚肉ソーセージに見えてしまう」

と。


魚肉ソーセージ？！Σ(･ω･ﾉ)ﾉ


そう言われると、もうソーセージにしか見えなくなってきちゃう不思議。




ソーセージをウマウマ囓って大喜びのカオスナイト様。
こんなシュールあっていいんでしょうか皆さんっ！（さんざ遊んでおいて言う）


そして静かにお着替えをしていた銀さんは。



解除後にはこんなあられもない格好にっ　ｱｯｰ
自主規制は僕の良心の現れですっ！
決してさらにエロくしようとしたワケではありませ……ん……。


うるち米は今日もやっぱり変和です。（by銀）






おまけ。



にゃんこもｳﾏｳﾏ♪